里芋田村磨呂の心理学解説

心理学の本についてその本ができた背景や作者の事もふかぼりしつつ解説していきます。ぜひ紹介した本に興味をもっていただければなーと思っています。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アルフレッド・アドラー著作「なぜ心は病むのか」を読んで①アドラーとはどういう人物だったのか 豆知識編 後編

前回のあらすじ アドラーは兄と仲が悪かった。 アドラーは母が弟の亡くなった時に笑ったという記憶を持っていた為、母と仲が悪かったが、仲直りした。 父はとても民主的な人だった為、アドラーはそのような人格に育った。 アドラーと結婚したライザは小柄で…

アルフレッド・アドラー著作「なぜ心は病むのか」を読んで①アドラーとはどういう人物だったのか 豆知識編 前編

前回までのあらすじ アドラーは1916年(46歳)に大戦で軍医として従軍する。 その中でアドラーは、共同体感覚こそがなにより重要であると考え、後に共同体感覚を個人心理学の基礎とする。 終戦直後にアドラーは労働者委員となり、1922年(52歳)に世界で…

アルフレッド・アドラー著作「なぜ心は病むのか」を読んで①アドラーとはそういう人物だったのか後編

前回までのあらすじ 1902年(32歳)フロイトに誘われてウィーン精神分析協会に入る 1910年(40歳)にウィーン精神研究会の議長に就任する。 この頃からウィーン精神研究会が拡大し、色々な派閥ができ、対立が激しくなる。 1911年(41歳)にウィーン精…

アルフレッド・アドラー著作「なぜ心は病むのか]を読んで①アドラーとはどういう人物だったのか中編

前回はこちら!! sakanouenotamuramaroyosihisa.hatenablog.jp 心理学偉人紹介第二段はこちら!! sakanouenotamuramaroyosihisa.hatenablog.jp 前回までのあらすじ アルフレッド・アドラーは1870年にオーストリアハンガリー帝国(現在のウィーン)で生…

アルフレッド・アドラー著作 「なぜ心は病むのか」を読んで①アドラーとはどういう人物だったのか前編

アルフレッド・アドラーの名著 「人はなぜ病むのか」についてご紹介したいなと思い、前提としてアドラーの時代背景を語ろうと思いました。心理学というよりも歴史の要素が強いです。